不動産を何もしないのは資産の減少を意味します

オーナー様・地主様

先日、ある資産家のアパートのオーナー様とお話をする機会がありました。

オーナー様といえば、一見すると資産家で、お金があっていいですね。。というイメージですが、実際にお話を聞いていると、皆さん色々な不安を抱えてらっしゃることがわかってきました。

・アパートの維持管理費・税金等の資金繰りの不安

・高齢になってきたご自身の健康の不安

・お子様への不安

このようなご不安は、ご夫婦や親子間でも、なかなかお話になる機会もないと思います。

例えば、配偶者がすでに亡くなっている、お子さんが県外にいる、お子さんがいない、高齢で一人暮らしの方もたくさんいらっしゃいます。

高齢のその方は、一人暮らしで、多少の年金があるから、なんとか食べていけるとの事でした。

「先祖代々の土地を守らなければいけない」

ある土地をお持ちの地主様は、お話を伺うと、貯金はないけれど父親から相続した土地がある。

でもその土地は活用しておらず、草ぼうぼうのまま放置している。

場所を調べると、駐車場としても活用できるし、売却もできる立地だったので、ぜひ活用しましょうとご提案しました。

しかし、お答えは、

・私が相続した土地だが、私一人の物ではないと思っている

・これは一族の土地だから、自分が勝手に何かをしたらいけないと思っているということでした。

結局、身内にも相談できないまま、その土地は放置し続けるという結論になりました。

実は、このような考えをお持ちの高齢者さんもけっこういらっしゃいます。

・先祖代々の土地を売るなんて罰が当たる

・人に貸すとトラブルになるから絶対に貸さない

結局、宅地のまま空地として放置していたり、田畑で放置していたりされています。

不動産を何もしないのは資産の減少です

売らない、貸さない、ただ保有するというのは、一円もお金を生まないどころか、経費(税金、維持管理費等)がかかり続けます。

また、地価の減少や建物の劣化により資産価値も下がっていきます。

だから、

不動産を何もしないのは資産の減少

を意味するのです。

この現象は目に見えず、実感もないので、そのままにしがちです。

たとえばですが、

今後はよっぽどの都心や注目都市でない限り、その不動産の価値が毎年30万円ずつ減少していくとするならば、

毎月、銀行口座から2万5000円が引かれていくのと同じですね。

また、土地では毎年、固定資産税(更地なら200㎡未満の宅地の6倍の課税、200㎡以上でも3倍の課税)がかかります。

こうやって、目に見えない資産の減少を可視化すると、不動産の放置がいかにもったいないのかをわかっていただけるのではないでしょうか。

人生100年時代・大増税時代だから、眠っているもったいない不動産をいかす。

医療の発達等により、人の寿命が延びています。

・ずっと元気で、自宅で暮らせるかもしれない。

・老人ホームや介護施設で暮らすかもしれない。

どんな形であれ、生きている間はお金も必要となります。

今の日本の流れでは、この先も年金の減少、医療費負担の増加、増税が免れないでしょう。

現に現在インフレが起こり始めており、もしかしたら今後は大切に貯めてきた銀行預金の価値が下がってしまうかもしれません。

お元気であれば、働いて所得を得ることもできますが、働くことができない高齢者の方もたくさんいらっしゃいます。

今お持ちの眠っている不動産を活かすという意識の転換です。

不動産の2つの活かし方、土地や建物の活かし方は、大きくズバリ2つです。

1.売る

2.貸す

売った方がいいのか、貸したほうがいいのかわからない。

大丈夫です。

めんどくさいことをお調べして考えるのが私達の仕事です。

最適なご活用方法をご提案します。

今一度、ご自分のお持ちの不動産を一緒に見直してみませんか。

まだまだこれからの人生の目的をじっくりお聞きして、どのように活用した方がいいのかを一緒に考えていければと思います。

ご質問、お問い合わせ、ご相談等はお気軽にご連絡ください。

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